暖かく生きたい生存日記

執筆/エッセイスト/心理学/ アダルトチルドレン/旅行/小さな幸せ/

幸せは溢れているのに

この世にはたくさんの幸せの形で溢れている。

 

あれもやりたいし、これもやりたい。

 

でもどうして私はできないのだろう。

今ここにいることで精一杯だ。

 

できない理由がないのに。

 

確かにお金はないけれど、叶えようと思えば叶える力があると私は分かっている。それは私だけではなくこの世の人全て。

 

この人間界で私たちが、頭で想像出来ることで不可能なことは無い。身体が万全ではない時を除いて…。しかし基本的には自由であり自分で選択して生きることが出来る。私はそう思っている。

 

 

縛られて苦しい、行きたい場所に行けない。

と思っているかもしれないが、その選択をしているのはあくまで自分である。自由になりたいと心から願っていながら自分が自由でないと思うのならそれは、自由でない安心感を私たちは選んでいるのだ。

 

本当の自由を選択すると予期せぬ問題が生まれることが分かっている。孤独になるかもしれない。頭では処理できないことが目の前で起こるかもしれない。どこかに所属し、停滞しているという選択が、今ある自分を守り安心させているのだ。

 

 

脳みそは変化を嫌う。

命の危険を感じない限り、危険を侵さないように出来ている。自由でない「今ここ」こそが命を守り安心出来る場所になっているのだ。

 

 

この安全が保証されている現代社会では、この命を最優先にする脳みそは少し遅れている。けれどこの脳みそがあるからこそ、私たちの安心出来る自由が保証されているのかもしれない。

 

私の脳みそが私を後押ししてくれる時が来た時、私は前に進むことが出来るのだろうか。それとも私は私よ脳みそを押し切って進むべきなのだろうか。

 

 

 

答えは後者だ。

私は私を解き放つ力がある。

きっと進めば、その場に応じて脳みそは渋々新たな私の安全を保証してくれるだろう。

それは簡単なことでは無いけれど、たくさんの幸せを噛み締め進み、私にはまだまだ、無限の景色を見る楽しさ明るさ輝きがこの世に存在する。